人と一緒に学びながら開発できる環境を作りたい

未完Projectで事務局長としてイベントの企画やプロジェクトの運営をしています西村です。昨年高校を卒業して今は浪人生をしています。テック系の話だと、普段はウェブサイト制作でJavaScript(Webpackとか使ってます)やPHP触っています。個人の趣味の範囲では、PythonだったりC++だったり、バックエンド周りを触ります。CentOSとかでサーバー立てて色々遊ぶの楽しいですよね。

僕がプログラミングを始めたのは中学生の時でした。初めて買ったPCでYouTubeの動画を見よう見まねでMinecraftのModdingをしていました。そのころは独学でGoogleに頼りながら一人で開発を続けていました。エラーが出たらエラー文をググり、わからなかったら色々なドキュメントを漁ってみて、そんな感じで続けているうちに一つ感じたのが孤独感でした。プログラミングをしているのは楽しいけど、一人でやるのさみしいなという気持ちです。そこでTwitterをはじめ、オンライン上で色々な人と仲良くなりました。共同開発したことも何度かありましたが続けるうちにオフラインでの知り合いが欲しくなりました。
北海道・札幌でテックコミュニティを探し始めたのはそれがきっかけでした。

いろいろ探してみたものの、しっくりくるコミュニティはありませんでした。当時はオフラインでの活動が多かったので、入りにくさを感じていました。行けそうかなと思えるコミュニティがあっても既存の学校や企業、施設に付属していたりしていてすこしハードルを感じました。特に当時は中学生であまり外に出る感じでもなかったので不安だったのはあるかなと思います。
もう一つ入りにくさを感じた理由としてどのコミュニティも何をしているかはっきりわかりにくかったことがありました。ある言語のもくもく会をするコミュニティがあっても、普段どんな開発をしているのか、活動の様子はどんな感じなのか。そこが見えないと入りにくいなと思っています。

コミュニティ探し、もっと言うとオフラインで一緒に開発する仲間が欲しかったもう一つの理由として自分一人だと学べることに限界があると感じていたことがありました。
例えば一通り学んだ領域だとどこを飛ばして学んだらいいか、学ぶべきポイントはどこか、ある程度分かってくると思います。
独学だとそこがわからないのでとりあえずできる限り多くのことを学ばなきゃいけない。長期的にみたら結果が出るのかもしれませんが、ちょっとしたエラーの解決やドキュメントの奥底に眠ってる言語仕様は人に教えてもらうことに越したことはないと思ってます。

また学ぶべきところだけをピックアップして学ぶことができたら、高いレベルの知識を得てその得た知識を使って基本を再理解するみたいなこともできると思っています。

その点では人と一緒に開発できる環境というのはとても当時の自分、もちろん今の自分にとってもありがたいものだなとおもっています。

一人で開発することの寂しさを解決して、学びの速度を上げることのできる環境・雰囲気を未完Projectでは作っていきたいなと思っていきます。これは個人の意思が強い部分ですが普段プログラミングやテックに触れている学生が人と一緒に開発したい!と思ったときにまず最初に来ることのできる環境をまずは未完Projectで作ろうと思います。

もちろん未完Projectで進めていく部分はそこだけではなく、学びから実践を人と交流してできる環境や、エンジニアを目指していなくてもテックに触れている学生が気軽に共同開発に参加できる環境を作っていくことも重要だなと思っています。ただそこまで書くと長くなるのでまた別の機会にそちらについては書きたいなと思っています。

また、せっかく立ち上げた環境も人が来なくては仕方がないのでそこも頑張って行くところかなと思っています。どんな人たちがいて、普段どんな活動をしているのか、伝えられる部分はどんどん伝えていきたいなと思っています。

新たな活動を始める未完Projectですが改めてよろしくお願いします!
プロジェクトに興味のある方、公式TwitterのDMでも僕のTwitterのDMでもいいので一緒にお話出来ればなと思います。お待ちしています!


未完Project事務局長
西村航