北海道の課題をITの力で解決するハッカソン「HOKKAIDO CITY HACK PROJECT」の第2弾として、アクセンチュア株式会社と共同で苫小牧市の課題を解決する「TOMAKOMAI CITY HACK 2022 」を開催します。

テーマは「苫小牧市が抱えるリアルな地域課題をデジタルの力で解決する」9月15日から参加者エントリー開始

北海道のエンジニア志望の学生の育成と発掘を目指す一般社団法人未完(北海道札幌市、代表理事 岸本真行、種市慎太郎、以下、未完Foundation)は、全国の地域課題の解決やSTEM領域・デザイン領域に関心のある学生およびU25の若者世代向けに「苫小牧市が抱えるリアルな地域課題をデジタルの力で解決する」ことをテーマとしてアイデアから具体的なプロダクトの試作、実装実験までを目指す「TOMAKOMAI CITY HACK 2022」を企画し参加者および協力団体の募集を2022年9月15日(木)から開始します。

HOKKAIDO CITY HACK PROJECT について

HOKKAIDO CITY HACK PROJECT では、都心部と地方の技術格差や地方での技術活用が行き届いていないという社会課題と、技術力を持っていてもその技術を活かした実用可能なプロダクトを作る経験を得ることが難しいというITエンジニアを目指す地方の学生が抱える課題をつなげることで、双方の抱える課題の解決と技術活用の促進を目指しています。

プロジェクトを通して、「技術を使うための第1歩」として技術を持っているが何を作ればいいか、どうやったら良いアイデアを持つプロダクトが開発できるかがわからない、どうやったらプロダクトを作ることができるか悩んでいる学生を募り、手を動かしながら頭を使い札幌市が今抱えている課題を解決するプロダクトをつくりあげるハッカソンです。

第2弾 TOMAKOMAI CITY HACK 2022について

【企画の特色】

「TOMAKOMAI CITY HACK2022」は、未完Foundationが展開する「HOKKAIDO CITY HACK PROJECT」の第2弾として「苫小牧市が抱える地域課題をデジタルの力で解決する」ことを目指し、苫小牧市が考える「苫小牧駅周辺ビジョン」のもと、苫小牧駅周辺を起点としたスマートシティと交通・防災の2つの観点から苫小牧市の地域課題を選びアイデアソンやハッカソンを行い、社会実装実験の実施までを目指すイベントです。

地域課題の解決やSTEM、デザインの領域に興味・関心のある学生を中心とした混合チームで実施し、他分野のチームメイトと協働しながら主催者や共催者、協力団体などの有識者が並走し課題解決を目指します。優秀チームは現役エンジニアの元でMVP開発やPoCを通して、自分のアイデアが社会実装されるまでの工程を経験することが可能です。

今回は私たちの趣意にご賛同頂いた一般社団法人さっぽろイノベーションラボ、同法人を通じてコーポレート・シチズンシップ活動(社会貢献活動)の一環として参画するアクセンチュア株式会社、苫小牧市のご協力により開催が実現しました。

イベント開催期間中は、参加者向けに有識者による勉強会やフィードバックが行われ、地域の課題解決のためデジタル活用先進事例を学ぶことができます。日頃出会うことのない学生メンバーや社会人の専門家とつながるきっかけを提供します。

①アイデアソンエントリー

課題ごとに参加者を募集し、チームを結成します。
チーム結成後、企画の全体説明やチーム編成に加え、企画の趣旨説明を行います。

②アイデアソン

アイデアソンの実施後、ショートプレゼンとしてチームごとに取り組んでいる課題と、解決のためのアイデアをLT形式で発表してもらうことで、チーム間やチーム内でアイデアのブラッシュアップができる時間を設けます。

③中間発表会

アイデアソンの実施後、ショートプレゼンとしてチームごとに取り組んでいる課題と、解決のためのアイデアをLT形式で発表してもらうことで、チーム間やチーム内でアイデアのブラッシュアップができる時間を設けます。

④ハッカソンエントリー

アイデアソン中間報告会後、ハッカソンのエントリーが始まります。チームで参加される方もそうでない方も、この期間中にエントリーを行うようお願いいたします。

⑤プロダクト開発ハッカソン

アイデアソン中間報告会後、ハッカソンのエントリーが始まります。チームで参加される方もそうでない方もこの期間中にエントリーを行うようお願いいたします。

⑥最終発表会

各チームが作成した最終成果物やプロトタイプをもとに発表を行ってもらいます。実際現場で開発フェーズや設計、企画などに携わっている現役エンジニアの方に審査員として登壇していただきプロダクトごとに技術的な面を中心にフィードバックをいただきます。

⑦MVP / PoC

最終発表で選ばれたプロダクトは、そのアイデアやプロダクトが課題を解決するのに最適か実際に自治体・企業と共同で検証され、課題を解決するための一番規模の小さいプロダクトとなる MVP(Minimal Variable Product)開発やPoC(概念実証)が行われます。

【課題について】

今回のTOMAKOMAI CITY HACK 2022では苫小牧市が考える「苫小牧駅周辺ビジョン」のもと、苫小牧駅周辺を起点としたスマートシティと交通・防災の2つの観点から苫小牧市の地域課題を解決します。

高速道路・鉄道・空港を活用した北海道各地域にアクセスが可能な交通の要衝としての苫小牧市の立ち位置や、2018年に発生した北海道胆振東部地震といった大規模災害に対する防災など様々な課題に対してデジタルでのアプローチを考えていただきます。

【イベント特設ページ】

https://tch2022.mikan-foundation.org

<共催>アクセンチュア株式会社

アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズサービス、アクセンチュア ソングの領域で、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは71万人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.com/us-enを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。

<協力>一般社団法人さっぽろイノベーションラボ

名称:一般社団法人さっぽろイノベーションラボ
代表理事:石田崇
事業目的:地域社会におけるイノベーション(技術革新)の機会を創出し、必要な技術と知識を普及すること
Webサイト:https://sapporo-innovation-lab.jp/

<後援>苫小牧市

苫小牧市(とまこまいし)は、北海道中南部(道央地方)の胆振総合振興局にある市。豊富な水と木材資源に恵まれていた苫小牧には明治43年に竣工した王子製紙会社の工場をはじめとして製紙業が進出。その後、石炭を機能的に流通させるために「勇払築港論」が提唱され、苫小牧に工業港の必要性が認められて1951年(昭和26年)に起工。1963年(昭和38年)に世界初の内陸掘込港湾となる苫小牧港(西港)が開港しました。1980年(昭和55年)には東港が開港し、札幌都市圏に最も近い太平洋岸の港であり、新千歳空港にも近接している利便性から北海道工業地域を代表する工業都市・港湾都市になりました。苫小牧港の内航取扱貨物量は日本一の取扱量となっており、苫小牧東部地域(苫東)には世界最大級の地上タンク方式による石油備蓄施設があります。